ループ処理で特定の回をスキップする命令や、処理を中断させる命令について見ていきます。
- continue
- break
continue
・ループ処理で特定の回をスキップしたい場合、continueを使うことでその数字だけ回避することができます。
・例えば、ループ処理として単純な処理で1〜10までの数字を羅列したい場合に使うfor (let i = 1; i <= 10; i++){console.log(i);}という命令をしてコンソールでiを表示させた場合、1から10までの整数が表示されます。
・このとき4だけを表示させたくない場合は、if文で分岐を作って、処理をcontinue;としてあげると4だけ飛ばして指定されなくなります。
また、3の倍数のみを飛ばすこともできて、i を 3 で割ったときの余りが 0 かどうかで判定すれば良いので、 % 演算子を使ってあげることで3の倍数を飛ばして表示できます。
break
・ループを途中で終了させたい場合、breakを使います。
・continueのときと同等if文で条件を分岐させ、条件にを満たしたらbreak;とするように命令します。
・例えば、1から10までを表示させる命令を書いて、その中にif(i === 4){break;}という命令を入れてあげると1から3までは普通に表示されるが4以降はループを途中で終了されているので表示されません。