【投資】歴10年の投資家がおすすめする初心者が失敗しない資産運用の極意とは

投資のやり方

一般的に投資と聞くと危ないとかギャンブルだと考える人は少なくないでしょう。

しかし結論から言うとこれからの時代投資をしないと貯めたお金が目減りしてしまうリスクがあるのです。

今日は投資をしておくことで回避できるリスクや将来困らないための資産構築方法について学んでいきます。

詳しくは『【本の要約】『バビロンの大富豪』大富豪が教えるお金持ちになるための黄金の7つ道具』を御覧ください

まず投資のやり方を結論からお話しますと積み立て投資でグローバルに分散投資をしていきます。これを20年という長期でやっていけばいいのです。

しかし言うのは簡単なのですが大抵の場合2〜4年で積み立てを辞めてしまいます。

今回投資の基礎を学んで行き、安全に資産運用をするコツと知識について学んで行きます

なんとなく始めて暴落したから株や債券を売ってしまっては積み立てている意味がないので自分の信じる軸をまず作ることが優良な資産構築をしていく上で最も大切なことです

投資の種類

まず投資とは何かというと会社の株や社債、国の国債、不動産などのリート、金や銀などのコモディティなどに投資をしその増減で資産を増やしたりリスクを減らしたりするものです。

インフレリスクとは

大きな括りでは現在日本円で貯金をしている人も日本円に資産を投資していることになります。ただ日本円を銀行に100%投資していて安全だと思っている方も多いですがこれは大きな間違えでたくさんの問題がありますが一番の問題はインフレに対して全くの無防備ということです。

インフレとは例えば貯金が100万円あってりんごが100円の世界があったとして次の年にはりんごが1000円になってしまった場合、貯金は100万円で変わらないのに購入できるりんごの数が少なくなってしまう現象のことです。

つまり物価が高くなっているのに給料や貯金が増えていないと生活が困窮してしまうというリスクが高くなってしまうということです。

更に他のリスクで銀行に100%預けているともし日本円の価値が何らかの影響でなくなってしまった場合資産が0になってしまうのです。

これは為替の変動を見ていると日本円の価値が米ドルやユーロなどの通貨と比べて上下するので絶対にありえないとは言い切れないです。

同じかごに卵を盛るな

よく言われる投資の格言として”同じかごに卵を盛るな”という言葉があります。これは同じかごに卵を盛って移動させるとコケた時にすべての卵を失ってしまうことになるということでどんなに多額の資産を築いても最終的に0をかけると資産は0になってしまうのです。

ではどのように資産を守ればいいのかというと上記でお話した株、債権、金、現金、不動産、暗号資産などに資産を分散させて置くのです。

これらの資産を「資産クラス」といいどのクラスにどの程度のお金を配分するかを自身の環境や年齢、性格などに合わせて変えて行くというのが資産形成の基礎になります。

それ以外にも自分に投資したり人にプレゼントを買ってあげたりと様々な口座に分けるという考え方もあります。

詳しくは『【お得な思考術】4種類の口座とは?銀行、証券、信頼、自己投資口座の極意』を読んでみてください。

リスクを考える

これらの資産クラスはリスクが上がればリターンが高くなりリスクが低ければリターンも小さくなります。

リスクとリターンのバランスが高い順に暗号資産、不動産、株、債権、現金、金となるでしょう。

現金はリスクが低い反面インフレなどのリスクに弱いので債権や株などのインフレリスクに強い資産クラスを自身の資産に混ぜておく事によってもしインフレしても債権や株がその分値上がりしていて自身の資産は無傷というようにしておくといいでしょう。

また、株価が暴落するような場面でも金などの安全資産を持っておくと不況の時期に金の価格は上がるのでこれもクッションのような働きを見せます。

このように各種資産クラスの特性を知っておくとそれぞれがそれぞれを補ってくれるので安定的に暮らすことができます。

では具体的にどのように資産を増やしていくかですがまずは相場感覚になれるために株を買ってみるのがおすすめです。

みなさんが持っている現金と相性がよい資産クラスになっています。

株とは

株というのは会社の所有権を買うことになるのでその会社が利益を出せばその利益分が自分のモノになるのです。

つまり景気が良いとものが売れるのでその分利益率が上がり株価が上がります。なのでインフレに強いと言われています。

また株や債権などの資産は大きな波はありますが経済が成長する限りそれらも成長していくと言われています。つまり買っておくと長い目で見ると増えていく資産なのです。

投資信託とは

更にいうと投資信託という株のセット売りを買いましょう。特に全世界の指数に連動して動くインデックスという種類の株を毎月定額で無理のない範囲で20年以上買い続けると良いでしょう。

インデックス投資とは指数に連動して買う投資商品のことで例えば全世界株をまんべんなく買いたい場合、MSCIコクサイ・インデックスという指数がありその指数と同じ割合だけ自身の指定した金額分の株を買うということです。

他にも米国の指数に合わせて株を買いたい場合はS&P500指数という有名な指数があります。それに連動するような投資信託を購入するといいでしょう。

ウォール街のランダムウォーカー

これは「ウォール街のランダムウォーカー」という本でも紹介されていたのですがまずは分散された投資信託を購入する必要があり、またプロの投資家でも勝ち続けることは難しく最終的に手数料で負けてしまいます。それなら信託報酬の安い指数に連動して株を分散購入できるインデックス投資が一番いいというような内容になっていて本書でも書かれています。

この本は株式投資の定番中の定番で著者もブリンストン大学の経済学部長でありヴァンガードグループという投資に詳しい人なら誰でも知っている投資会社の社外取締役が書いたということで50年以上改版し続けられた名著です。

つまり現金で持っている分の資産と株式として持っている資産でまず分散し、更に株も国や業種で数百社〜数千社に分散しさらにさらに、毎月定額で買うことで時間の分散もすることができるのです。

こうすることで資産をインフレから守り、株の暴落があっても絶対に売らずに現金で生活をまかないその間も株を買い続けることで株価が戻ったタイミングで安く株を買った分資産が大きく膨れ上がります。

どこで買うの?

ではどうすれば買えるかですが当ブログ筆者は楽天証券SBI証券の2種類のネット証券をおすすめしています。これはできる限り手数料をかけないために人の手があまりかかっていない証券会社で株を買うという意味でお勧めしています。

特にSBI証券は初心者でも使いやすく購入も全自動でできるのでおすすめです。また、三井住友カードNLで投資信託を買うことができるのでポイントをためながら株を買うこともできます。

20年とかのスパンで株を買うことになるので0.数%の手数料が命取りになることもあるので注意しましょう

これも登録しておくだけで自動で株を購入し分配金などの株で出た利益も自動で再投資してくれるので全く手をかけず資産が膨らむ現代の錬金術の一つでもあります。

まとめ

日本円を銀行に預けておくことも投資です。同じかごに持っておくとコケたときすべてを失うかもしれません。

資産クラスを分けて置くとどれか一つがだめになっても人生詰むことはありません。まずは現金と相性のいい株を買っておくといいでしょう。

楽天証券かSBI証券で希望の指数にあった投資信託の中で手数料が一番安いものを選び定期的に買い付ける設定をしておきましょう。

年に1,2回チェックしたりバランスを整えたりしておけば資産が安定していきます。

何をはじめるにも最初の一歩がないと動き出しません。千里の道も一歩から。